日々徒然

創作家具 安藤和夫

雨に煙る本牧三渓園!

さがみ工芸会の勉強会でうかがう!
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湿った空気感が似合う日本庭園。
霞んだ遠景が効いていて奥行きが感じられます。
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数奇屋は軒先ですね。

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石の上にひかり付けた束。お見事!

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聴秋閣。何時来ても良い建築です。

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ここまでしなくとも!と思われる大げさな斗栱(ときょう)が佳いですね。
建築の記憶が込められているようです。


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立ち入り禁止で遠くからしか見えませんでしたが、入ったところの敷板は尺角くらいの大きさの四半敷き貼り。
これは敷板を斜めに貼る禅宗などの様式で「よくいらっしゃいました」と誰でも拒まず迎え入れる合図です。

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クローズアップ。
これは珍しく木のタイル。板目に使い、木目をうずくりしたものです。材は多分松でしょうか?
普通は敷き瓦が多いですね。

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宝珠のカタチが素晴らしく好い!
私が過去に見た中でもトップクラスの美しさだと感じます。

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風化して角が取れ、苔むした五輪塔の宝珠も佳い!・・・時の厚みを感じます。

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聴秋閣の軒先断面を見ると、薄く一分(3mm)位に割ったこけら板の重なりがよく見えます。上部に桧皮(ひわだ)を貼っているようです。

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何処を撮っても絵になります。ここが横浜だとは!

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橋の上に設えられた古風な屋根は園内の色々な所から見えます。
風景の中でポイントとして“ケシキ”を演出してくれているようです。

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近景・中景・遠景と空気が透けて流れて行きます。

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古来からある「金輪継ぎ」で下部の材を入れ替えた修理跡。
中心部に見える長方形の「こみ栓」を打ち込むことで接合部を隙間無く仕上げることが出来ます。

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こちらは斜めに継いだ「根継ぎ」。
凝った仕事ですね、ここを仕上げた棟梁の心意気が感じられます。

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池から三重塔を遠望する。

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池に係留された和船のへりには鳥達が!

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見慣れない鳥だが、聞けば「ロシアから・・・」とか!・・・・ソビエトでもシベリアでもないのだ!

何時来ても気付きのある素晴らしい建物群とお庭です。
三渓さん、ありがとう!

このあとは隣接した「隣花苑」にてお食事をいただく。

三渓創案の名物「三渓そば」を組み込んだコースが各種あり、楽しめます。
彩りよく吟味されたたくさんの旬の食材が少しずつ供されます。
三渓そばも大変美味しかったです!
建物も伊豆から移築したものとか!
お料理共々、久しぶりに豊かな時間を過ごすことができました。

隣花苑のご主人は原三渓の曾孫にあたられる西郷槇子さんですが、私は久しぶりにお会いしました。
いつも粋で品があって笑顔がとても素敵でした。

今、槇子さんのお祖母さまのお雛様、つまり三渓さんがお嬢さんのために用意されたお雛様と槇子さんのお雛様が邸内に飾られています。


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これが三渓さんが用意されたお雛様。
屏風はこの雛のために前田青邨(まえだ せいそん)が描いたものだそうです。

コメント

三渓園、よいですね。高校時代、授業が自習だと学校を抜け出してよくいきました。懐かしいです。四季折々のしっとりとした空気が好きでした。でも、こんな風に建築物を見たことはなかったです。今度行ったら、ゆっくりじっくり見てきます。。。歩いて三渓園に行けるところに住みたい!

緑ヶ丘でしたよね?

近いですね、高校。いいな~!そういえば李園のおやじさんってあなたと同窓のようですね。

三渓園、勉強になりますね。

間違えました!

李園ではなく華香亭の主でした。

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