日々徒然

創作家具 安藤和夫

蘭!

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の展覧会を見に行きました。

…だいぶ昔、趣味で蘭を栽培している知人を尋ねたことがあります。
彼は一日の大半をそのビニールハウスで過ごしているようでした。
何度か薀蓄を聞かされ、最近奥さんに内緒で買ったという蘭を恥ずかしそうに見せてくれた事もありました。

その日も、何時ものように彼に声を掛け、
何度か来ているはずのハウスに入った時、いつもと何かが違うのを感じました。
いきなりその“何か”が僕を襲いました。
僕は脳天を直撃されたのでした。
「キ~ン!」という音が確かに聞こえました。
…それが“匂い”だと気付くのにはしばらく時間が掛かりました。
僕の蘭との初めての出会いでした。

何十種類もの蘭が咲き、甘やかな匂いに満たされているその中で、
今日咲いたというその蘭は、広いハウスの一番奥にありました。
これだと教えられてもにわかには信じられないほど、その花は小さかった。多分数ミリ。
その花から発したナニモノカ!は、ハウスの入り口に立った僕の脳髄を直撃したのです。

僕はしばらくの間、完全に正気を失っていました。

良い香り、なんていうもんではありませんでした。
こんなものが地球上に存在するんだ!という驚きでしょうか。
いったいあれは何だったんだろうか?
今でも言葉に出来ないナニモノカ!なのです。

何かに狂う!という事は、狂った本人以外には絶対分からないんだろうな?きっと!
僕の未だ知らないものが、世の中にはまだまだあるんだろうな!と
今でも“蘭”という字を見ると思うのです。

ロビンソンの4Fギャラリーで始まった蘭展に、ちょっと緊張しながら行ってきました。

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しかしなんという造形力!

コメント

衝撃

ふと”何かに強く心うたれる!”…ってこと、ありますよね。
私の場合、星野道夫の写真展を見たときがそうでした。

”嗅覚というものは、ほかの感覚よりも記憶をよびさます力がすぐれている” ーレイチェル・カーソンー

ナニモノカ!の正体は、実は遠い昔にその香りに出会っていた…ということかもしれないですね。
そう納得しちゃうとつまんない気もするけれど……(~~)

遠い記憶!

>遠い昔にその香りに出会っていた…
そうか~、何万年もの記憶が体内に組み込まれているのですね。
それがある時、匂いとかで呼び覚まされるのでしょうかね?

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