日々徒然

創作家具 安藤和夫

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MINGEI・民芸・民藝!

 「西洋家具の美」ー18世紀の英国を中心にー
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東京駒場にある 日本民藝館 で始まった展覧会に行って参りました。

 柳宗悦氏や池田三四郎氏が蒐集した家具たちは実に美しかった。
 それは例えて言うのなら「骨格のある美」とでも言ったらよいのでしょうか。

 そうだ、これを造りたかったんだ!と過去に思った椅子のホンモノにも会えました。
 あれから幾星霜!・・・

 私たちの時代は、いつの間にか、マニアックに、表層の“美”に、流れ過ぎてはいないか?
 小手先で仕事をしていないか?

 問う声が聞こえたような気がします。

 だとしたら?
 立ち返る場の一つを日本民藝館は提示しているのではないだろうか?と感じました。

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 この展覧会は~8月16日(日)まで。

 久しぶりに民芸館へ来たような気がします。
 私のように、自身への問いかけ、時代への問いかけから始まって「物造り」を志した人間が、一度は通り過ぎる「概念」の一つに「無名性」という重い言葉があります。

 若き情熱を傾けて物つくりを発願する“個”である自分が、自己完結することだけでは届かない世界があることを知り、そこへ到達するときに避けて通れないものがこの「無名性」でした。

 個の実現とその否定?・・・肯定と否定・・・大きな壁が行く手に立ちはだかっていました。

 これをどうしたら咀嚼出来るか?・・・悩みながら通った関所のような場の一つが、この駒場にある「日本民藝館」でした。

 今改めてホームページに書かれた理念を読む時、果たして私はこれを咀嚼出来たのか?獲得出来得たのか?・・・・・問い続けて行きたいと思います。・・・続く!

以下、 日本民藝館ホームページより転載。


日本民藝館の仕事
民藝館の使命は美の標準の提示にある。その価値基準は「健康の美」「正常の美」にある。美の理念として之を超えるものはない。かかる一貫した美の目標の下に個々の品物を又全体を整理することは極めて重要な仕事と思はれる。云ふまでもなく,かかる標準を最初から理論で組み立てるべきではなく,深く直感に根差すべきなのはもとよりである。ここで民俗博物館との差異が起る。後者は直感に基く美的価値を中心とする美術館ではない。民藝館は単なる陳列場ではない。

従つて列べ方も事情の許す限り物の美しさを活かすやうに意を注いである。品物は置き方や,列べる棚や,背景の色合や,光線の取り方によつて少からぬ影響を受ける。陳列はそれ自身一つの技藝であり創作であつて,出来得るなら民藝館全体が一つの作物となるやうに育てたいと思ふ。とかく美術館は冷たい静止的な陳列場に陥り易いのであるから,もつと親しく温い場所にしたいといつも念じてゐる。 初代館長柳宗悦「日本民藝館案内」より。 

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