日々徒然

創作家具 安藤和夫

子供の机 プロジェクト’09・・・納品編

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 姉妹の机は“おじいちゃん”のIさんからのプレゼント。
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 I家の長女ちゃんはお父さんの作ったラックにピカピカのランドセルも置いてありました、嬉しそう。
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 この椅子が良いようですね、前回お納めしたA家もこれをお使いでした。

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 T家では姉妹で向かい合わせのレイアウトになったようです。

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 なぜか子供達は机の下にもぐるのが好きですね(笑)。・・・地震の時はそうすればいいね。

 以下はオプションでお入れしたお名前や年号です。
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 お名前の漢字の書体はご指定の書体以外は、褚遂良(ちょ すいりょう)の雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ) や欧陽詢(おう ようじゅん)の九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい) など、楷書の神様の書体から私がアレンジして彫りました。

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 年号はオールドインクリッシュスタイルです。引き手ノブは私がロンドンで買ってきたものです。

 今回、二回目になる「子供の机プロジェクト」でしたが、私にとってとても手ごたえのあるお仕事でした。
 自分の力で社会に対して何が出来るのか?何が貢献できるのか?・・・その答えの一つがこの仕事だったと感じています。
 人間は一人では生きてゆけない。
 関係性の中で生かされている。
 他人に助けられることもあればお助けできることも在るでしょう。

 日々の営みの中で最も自分の力を発揮できることを問うたら、やはり私は「家具造り」が答えになります。
 そのために日々精進し、材料となる木を蓄え、ワザを磨き、感性を養ってきたのですから。

 机をお納めした時にお子達の笑顔を見て、これは「家具屋冥利に尽きる」仕事だと感じました。ご両親のお子様への愛を私がお手伝いして机というカタチに出来たのです。

 この仕事は、大げさに言えば私から社会へのお礼であり、我々の時代から次の時代へのプレゼントでも在ると思っています。

 発注くださったご家族の皆様、ご協力いただいた以前にお納めした皆様にこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。

 又何時の日にか開催したいと考えています。

 以下ご参考まで、過去のブログです。

楢の無垢材を使った【子供の机】プロジェクト!始動。

【子供の机】プロジェクト!・・・詳細決定!

コメント

粋の中に匠

なんか凄くいいです・・
 この話大事にしたいですね。

オイラの孫にもお願いします。

寅さんのお孫さん?

ありがとうございます。もし僕が生きていれば!・・・作らせていただきます。

いいですよね

机を大事にすることから
大きくなって学ぶことが
たくさんあると思います。

僕の倅の机もお願いできるように
がんばらねば、、、

その時はよろしくお願いします。

いしばしさん!

ありがとうございます。

机という家具のカタチを装ってはいますが、実は、
“木”そのものから発する“何か?”があるのだと思います。

家具を造る“木”とは、自然界で生きていた命在るものの体なのです。
人間はその他者の体を使わせていただいて自分達の用を満たして
いるのです。

子供はそれを感じて(木から受け取って)育ちます。
言葉にはならない真のデータがゆっくりと体内に熟成してゆきます。

この感性は、残念ながら大人になり、小金を持ったので「無垢材の
家具」を買えば手に入るものでは無いのです。

高いから(値段が)大切にするのではない感性で接する事が大事な
のです。

小さな子供はまだ余計なデータに汚されていないのです。

「無垢な人」と「無垢な木」との関係性から生まれてくる何者か?
これは言葉で上手く伝えることは出来ません。
目には見えませんが、でも確実に存在するのです。

僕はよく例えで言うのですが「漆のお椀で育ったのか?ベークライトの
お椀で育ったのか?・・・同じな訳ないでしょ?」

「漆器の椀で吸い物を吸いきった時の軽み!」・・・これは経験しかな
いのです。

そのことを信じられる人は是非お子さんに何らかの本物(例えば机)
をプレゼントしてください。

この仕事、僕はまったく儲けていません。

昔も今も・・・・、

初めて書き込みました、どかよろしくお願いします。

 20年以上経ちましたが、我が家に安藤作の勉強机(しなかったけど?)が到着した頃を、思い出して居ます。
 何処の家でも、子供達は同じ笑顔で同じ行動をするのが愉快ですね!。
 その子にとっても、家にとっても、何かが始まる予感がして、変わらぬ日常の一こまにホッとしてます。

 今は、2台の内の一台を親父がPC.を載せて使って居ます。
 横並び2台の心算で左右非対称に作って頂きましたが、左右が変わったり離れたり、その時々の二人の仲良し具合そのままで、親としても良い経験が出来ました。

 PC.の手をふと休めて机を眺めると、シールが張ってあったり、カッターナイフの傷が付いてたり、絵の具やクレヨンの跡が残ってたりで、時の流れが感じられます。
 時を重ねても、汚れちゃってる感じに成らないのが流石だなと思います。

 親としては、綺麗に使う事に気が向いちゃいますが、遠慮無く思いっきり使わせる事を心掛けなくては、机に負けちゃうと、今になって言えてます、恥ずかしい限りです。
 机は壊れても修復可能ですが、子供の心は修復が難しいです、机一つにしても親の実力が試される良い機会でした。

 PS.今回も食卓の椅子を二脚頼みましたが、どんな使い方になるか楽しみです。 
 

ハマのドカおやじ・・・さん!

長いお付き合い、ありがとうございます。
HちゃんSちゃんも立派に成人されたのですね。
もう20年以上になるのですね、感慨無量です。

今回もまた新たな機会をお与えくださってありがとうございます。
又納品の暁にはあのお部屋でジャズを聞きながらゆっくりとした時間を共有させていただけたらと存じます。

ライダーよ永遠なれ!・・・贈る言葉です!

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