日々徒然

創作家具 安藤和夫

待庵(たいあん)に行って参りました。

 京都山崎、妙喜庵にある茶室【待庵】、千利休の茶室としては現存する唯一のもので国宝です。
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 言葉で表せるものではなく・・・写真はもちろんNG。

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 この狭い空間に安井清先生と二人っきりで対峙させていただきました。

 始めは先生が上手に座ります。そして「何でもいいから話しなはれ!」とおっしゃいます。「は~?」「内容は何でもいいから!」と促されます。・・・・それは、声がどのように伝わってゆくのか?実際に声を出して五感で感じろ!ということなのでした。

 そして光にも注目します。
 外光が、柔らかい障子越しにどのようにして室内に明暗を造っているのか?注意深く体験します。

 そのあと、今度は私が上手に座ります。
 そして同じように声を出してみます。空気を感じます。

 秀吉と利休、二人がここで何を見、何を話し、何を感じたのか?・・・得がたい経験でした。

 空間の量・・・・壁や柱の素材感・・・・内部に造り出された“明暗”・・・・などなど・・・・いつの日にか、僕の体を通して、何らかの“かたち”になって行くのだと思います。
 いや、そうせねば!と思わせる体験でした。

 いっぷくのお茶を飲むために、たった二畳で実現した空間。
 濃密で、それでいて、けして重苦しくは無い!・・・当時の日本人の感性・・・凄いです!

ご報告まで!

コメント

待庵!
実際に見ることができるんですね。知らなかったです。
こういうところはやっぱり実物を一目でも見ると全然印象が違うんだろうなぁぁ。

30年くらい前の別冊太陽の付録に待庵の起し絵がついているのですが、
数年前に図書館で受入れをしてその付録の処理が大変だったことを思い出したりもして(笑)。

そうです、本物は違うのだ!

たみお君も京都によく行くようですから行くべしですね!
近くにアサヒビールの大山崎山荘はあるしサントリーの工場もあるし、ここいら辺りだけで十分見ごたえのあるたびが出来まするゾ!

僕もこのエリア、初めてなのでした。この旅でもう一箇所行ったところは次のブログで!

左官の仕事について

きのう11日、千元屋さんでお遇いした者<モリ>という者です。
安井清先生の御本は私の書庫にはありませんでした。図書館
で借りて読んだものと思われます。お名前は存じておりました。
ところで、私が壁に興味を持ったのは、二宮のミカン山をイヌを
連れて散歩していた時、小屋の黄橙色の漆喰壁に魅せられて
からです。美しいだけでなく、何か楽しげな雰囲気が伝わって
きたのです。農作業していた小母さんの話によると、専門の
左官屋さんの仕事だそうです。
以来、旅先などで、土壁や漆喰壁などに注意がいくようになりました。
話が長くなるので止めます。丹沢の砥石、良いのが手には入ったら、
お持ちします。では、この辺で。

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