日々徒然

創作家具 安藤和夫

新作の御厨子です。2008:ROKUSYOU!

 今回の個展のご案内状に使ったのがこの御厨子です。
0820zusiaqq.jpg

 僕は御厨子を造るのに【神代木】※を使っています。

 千年の時間を奇跡的に生きて今私達の前に現れたこの木に僕は神性を見るのです。

 その「神性」を感じるようになった10年くらい前から、僕は大切なものを御守りする「御厨子」を神代木で造るようになりました。(それまでは、檜や楠といった日本のご神木を使っていました)

 「何を入れるのか?」とお聞きになる方がいます。・・・「その人が“大切”になさっているものをお入れするものです。」とお答えしています。それは具体的なモノではないかもしれませんね。・・・



 その千年という時間が今年のテーマになりました。
 【古代】【時】・・・・


0820zusi (5)

 僕は、御厨子を造るときに、真ん中の金物部分やその台座の部分を、他の素材を得意とする作家の方とコラボレーションしています。
 前会の個展では、泥七宝の上沼緋佐子先生、金工の佐土玲子先生とのコラボでしたが、今年は銅を得意とされる金工作家の手銭吾郎さんと組んでみました。

 神代木の千年にわたる悠久の時に対応するように、発掘された古代の銅鏡などをイメージして造ってもらいました。
 あえて緑青をふかせることで、“時”を表現できたらとの思いです。

0820zusi (4)
 外観はシンプルですが、内陣は一転して光に満ちています。

 金銀箔を各種使用し、【あかるさび】の世界を表現したつもりです。

 天地にも箔を貼ることで差し込んだ光が反射し、そこに置かれる大切なものを後光が射したように荘厳します。

0820zusi (3)

 脚部のアップです。
 この部分をご覧になってお二人の方が同じことを仰いました「桂離宮だね!」・・・そのとおりです。





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