日々徒然

創作家具 安藤和夫

名作椅子:その?

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「ミヒャエル・トーネット」の製作した曲げ木椅子。
1800年代中頃のオーストリアで、蒸気で木を蒸して曲げる技術
を使用して、椅子の量産を開発。
この椅子の基本となった「ヴィエナコーヒーチェアーNo14」は
一億脚を越えて今でも作り続けられているという、記録的な椅子です。
どなたでも、どこかで見たことのある椅子でしょう?

ちなみに我が家の椅子は、ヨーロッパの店舗で使われていたものを、
知人のアンティーク業者が輸入したものです。

当初、フレームは、アンティークホワイトにペイントされていました。
座面に張られていた鋲打ちのビロード生地をはがしたところ、
ぶな材の成型合板に、型押しした模様があるのを発見。
かなり古い物のようでしたので、オリジナルに戻して修理し、
木地色を活かしながら、少し古色を加えて塗装したものです。

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やはり曲げ木の「コムバックチェアー」(櫛型の背)
とても座り良い椅子です。

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ウィンザーチェアの一種で、
19世紀にイギリスのハイウイカム地方で生産されたカントリーチェア。
地名をとって「ハイウイカムチェアー」とも言います。
一枚板の座面には、座刳りもしてあり、実に座り良い、椅子の名品です。

チェアマンといえば議長。
古来より、権威権力の象徴として椅子は機能してきました。
片や人間の体を支える道具として発展してきたのが近代の椅子です。

人間に使われる道具としての機能を叶えること。
使われていない時にも美しいこと。

この二つの要素が絡み合ったとき、
魅力ある椅子が産まれるのでしょうね。



コメント

この椅子達、立っている姿がとても女性的で美しいですね!最初のヴィエナコーヒーチェアーNo14は控えめなフリルの付いたワンピースのお嬢さん、次のコムバックチェアーはテーラードカラーのスーツを着た人、三番目のハイウイカムチェアーは肩の力が抜けて素敵な人。こんな風でありたかったな~!現実はあの3本脚の乳搾りのときに使う椅子のようです。よく使われてすばらしい、なんて言わないで下さいね!!!

椅子がお好きなようですね?

壺値さん、素敵な表現ですね。
風景の中に置かれている椅子で、
その場の雰囲気が、がらっと変わりますね。

そう、三本脚の乳搾りの椅子は、
背あてに見えるところを胸あてにして座ります。
自分の脚を入れると全部で五本。
上から見ると五角形になり、
どんな所でも安定して使えるのです。って・・・ご存知でした?

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