日々徒然

創作家具 安藤和夫

「安藤和夫木工展」メイン以外の作品のご紹介。

メインの「神代楡厨子」以外にも「お厨子」を造りました。
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これが「神代楡小厨子」・・・最小のお厨子です。
 お位牌ひとつサイズ。・・・小さなホトケさま、マリア様、昆虫、葉っぱ、などなど、あなただけの大切なタカラモノ専用です。


「神代楡平卓(ひらじょく)」
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しつらえの台として、置き床として。

これも「神代楡平卓」
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 スケールや意匠が違いますが、私が思う使い道は「しつらえの台」です。

 「しつらえ」って何?・・・・それは、季節を感じるステージとして。おもてなしを演出する場として。

 床の間や和室の無い現代の空間でも、これ等の台を置くことで、空気感の違う“場”を創り出すことが狙いです。

 日本人はこのような“見立ての心”を持つことが得意な民族であったはず。

 千利休、古田織部、は言うに及ばず、茶道、華道などは、所作を学び道具を知ることで、ついには道具の束縛から解放され、自由を獲得し、自分の目で世界を見る、観る、看る、・・・それが目指すところなのかもしれません。


 心が自由になったなら・・・“見立て”で遊ぶのもいいですね。

 昔本で読み、心に残った言葉がありました。「自在に遊んで踏み外さない・・・」・・・ウ~ム!

 そんなセンスの現代版提案です。

この「薄板」も同じく!
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 家内が拾ってきた小枝を置いて秋を感じてみました。
 イラガの繭がケシキとなっています。

 行き着くところ「何を造っているの?」と問われれば「空気!」というしかないのかもしれません。

 その場の空気の質量が変わったと感じてもらえたら?・・・ニタリかも!

 ものが実で周りは虚か?・・・はたまた、逆か?・・・ネガでありポジである位相は変幻自在なのです。



ガラッと変わって、家具です!
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「ロールトップライティングデスク」

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ガラガラっと開いてゆきます。
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巻き込み戸と呼びます。

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同じセンスで造った「コンソールテーブル」
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以前造ったもののマイナーチェンジ。

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細部の収まりや脚部のカーブなどが微妙に違います。

完成形に近いと自負しています。


 個展・・・お厨子・・・しつらえ・・・などなど、無くても良いものばかり造っていると「アンドさんは霞を食っているのかも!」と思われそう。

 「何シテル人なの?」というご質問にお答えしての例え話。

 造り酒屋さん。年に一度、品評会を目指して、全身全霊を込めて米を研ぎ、酒を醸し、渾身の一滴を絞りますよね。
 それは金額にすると一升瓶で一万五千円になったりもします。

 では、その造り酒屋さんは大儲けかというと、そうとは限らない。
 普段は一升瓶で二千円くらいの、値段はこなれていながらも、心の通ったお酒を売って商いをしているのです。

 私の業態と似ています。

 二年に一度の個展は私にとって“ハレ”の発表会。

 自分が培ってきた技術・思い・夢・次世代への贈り物・などなど、全ての力を結集して、神の力もいただいて造り出す作品を見ていただく場が個展です。

 そこに収斂した総合力を持って、普段使いの家具を健全に質実剛健に造って提供したい。それが“ケ”の時間割の普段の私の仕事なのです。

 仕事は断りません。どんな難しい仕事でも断りません。・・・言っちゃった!笑。

 下駄箱ひとつ、壁面収納家具、棚一枚、お見積もりいたします。

 今年もまた、年末から年初にかけて「子供の机プロジェクト」の準備を始めています。拙ブログ内で「子供の机」で検索してみてください。




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