日々徒然

創作家具 安藤和夫

「宝箱・玉手箱」納めました!

3月のブログに書いた「宝箱・玉手箱」というオーダーをいただきました!(リンク)遂に完成しました。
さてどんな家具になったかと言うと?
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正面。

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左側面。

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右側面。

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引き出しを引くと!

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三方向に引き出しが出ます。

つまり、内部の空間を三方向から取り尽くしています。いや~頭使いました~(笑)!

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天板は上に開きます。
内箱はマホガニー。

引き出し前板のアップ!
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バーズアイメープル。
鳥目杢の楓です。

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北米のブラックウォールナット。

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上:神代楡・北海道。
下:姫胡桃・北海道。

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上:栓(センノキ)・北海道。
下:カリン・東南アジア。

塗装の様子。
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杢出しのアンティークホワイト。

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私としては珍しい作風!・・・と思われますが、実は塗り家具も多く造っています。
システムキッチンの扉や卓上小物、ドアー、パーティーションなどに多用しております。

又、横浜美術館・市民のアトリエでカラフルな塗り家具を主にした「塗装講座」を開いたこともあります。

使用オイルは安全基準の厳しいドイツ、オスモ社製のオイルです。

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子供椅子をあわせてみました。
下部にはキャスターが付いています。


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机としても使えます。

さて、気に入ってくれたでしょうか?
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このお嬢さんが持ち主のMさんです。
さっそく椅子になってます。

この納品の日に初めてご両親からのプレゼントであることを知ったMちゃん。

毎年田植えに来られている親子さんでしたので、私のことはもちろんよくご存知。

そして、「アンドーさんが来る」ということは知っていて、笑顔で出迎えてくれたのですが、私が「田んぼの人」ではなく、今日は「家具を造る人」であること!自分へのプレゼントを持ってきたこと!ご両親からの依頼であることを知り、目をシロクロ。

それも見たことも無い家具?・・・なにこれ?・・・「宝箱」・・・そりゃ驚きますよね。

そして、もうひとつのサプライズ。
ご両親を「お人払い」して、Mさんだけに、家具に設けた“秘密の仕掛け”をそっと教えてきたのでした。

楽しく夢のある仕事が出来て、幸せでした。
Mさんの夢がたくさん入れられますように!


大災害が起こった日本。
「孫子の代まで持つ家具」「次世代へのプレゼント」「伝統文化の継承」などのシーンで仕事をしてきた私にとって、この時代に何を為すべきなのか?改めて立ち止まる毎日です。

「宝箱」は震災よりずっと以前のご依頼でしたので、「FROMあしがら」での支援をしながらの制作でした。

私にとってもこの家具の制作は熱が入りました。
東日本で起こってしまった非日常的で理不尽な出来事を見聞きし、今すぐに必要なもの“ではない物”を造る事に意味を探しながらの制作でした。
お厨子の製作とは又違った、もうひとつの「祈りの家具」になったのでした。

今一度、この時代に生きる物造りとしての立ち位置を確認している今日この頃です。

コメント

素晴らしいです

こんな宝箱!
見たことないです・・さぞ喜ばれたことでしょう。
特に・・秘密の引き出し?は、とってもとっても魅力的。
誰も、きっと1つは隠し事をしたいはずですもの。
でも、開け方を忘れちゃったら・・
&Oさんに開けてもらうしかありませんね~笑

秘密・・・

に、皆さん反応して下さっております。
「秘める」という概念が好きです。

僕がボケたら永遠に開かない扉があったりして!(これはヒミツを超えている!超え過ぎ?笑)

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