日々徒然

創作家具 安藤和夫

個展が11月24日から始まります!

題して【~祈りのかたち 安藤和夫 木工展】
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横浜高島屋美術画廊での個展も三回目となりました。
今回は、ライフワークである「お厨子」を中心とした展観を企画いたしました。
   仏教美術などの美術工芸品や、信仰の対象である御仏などをお守りするための「お宮」が「お厨子」ですが、近頃は現代的な「お仏壇」としてお見立てになる方も増えてきたようです。

 旧来からある絢爛豪華なお仏壇が、現代の室内に合わなくなって来た事も遠因かと存じますが、私はそこに積極的な意味を見出しております。

 それは「祈る」ということを突き詰めて考えた結果、導き出された思いから徐々に形になってきたものです。

 初めてお厨子を造ろうと発心した頃、一番腐心したことは「様式の踏襲」でした。
 ナニナニ派の約束事、なになに宗の決め事、それぞれに深い意味のあることは想像がつくのですが、それを守ろうと思えば思うほど、どこか遠くへ行ってしまうような気がしたのです。

 私の思っている「祈り」はそうではない。

 もっと普遍的なものはないのか?
 もっと心に届く“かたち”は造り出せないのだろうか?

 もっと根源的な・・・何か!

 もの造りを天職とした以上、出会うべくして出会った究極の目標がここに設定されたのでした。

 異なる宗教や宗派、国や民族の垣根を越えて、人間として共に相通ずるところがあるかもしれない「祈りのかたち」。
 それを求めてもう二十年くらいになりますでしょうか。

 今まで何回か開催して参りました展覧会でも、メインとして何点かの「お厨子」をご覧いただいてまいりましたが、今回はその一点に集中しての展観になった次第です。

 トップの作品は最も古典の側に振れた作品ですが、逆の方向に振れた作品もご覧いただけます。

 果たして私が何処に届こうとしているのか?
 何を実現したいと思っているのか?
 そして、私の祈りは通じたのか?

 まだまだ途上ではありますが、現時点での渾身の作品です。。

 ご高覧くださいましたら幸いです。


 前回のブログ「お厨子の金具でコラボ!」にも書きましたが、今まで、作品造りに於いて、他のジャンルの作家さんとのコラボレーションを様々試行しております。
 今回の「「お厨子」は五人の作家の方々のお力をお借りしました。

彫金:佐土玲子先生。
泥釉七宝:上沼緋佐子先生。
鍛金・しぼり:手銭吾郎先生。
金工:石橋聖肖先生。
乾漆:楠田直子先生。

 諸先生方にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
 この協働による作品造りの企画も、併せてお楽しみいただければ幸いです。

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【 ~祈りのかたち~ 安藤和夫 木工展 】:INFO蘭に掲載!

会期:2010年11月24日(水)→ 30日(火)
開催場所:横浜高島屋 7階 美術画廊 B
時間:午前10時~午後7時30分
※最終日は午後4時で閉会させていただきます。

 横浜高島屋 美術画廊HP(リンク) 

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