
東京メトロ銀座一丁目入り口そばに銀座本店はあります。

モダンな外観の正面を入ると籔内佐斗司さん作の象にまたがった童子が出迎えてくれます。奥にもやはり氏のお作りになった十一面観音像がすっくと立っております。

一階二階がショウルームになっており、各種仏壇や関連の仏具などが整然と置かれています。
僕のお厨子は二階の特等席に置いて下さいました。

銀座通りから入り階段を登って振り返ると正面にお厨子はあります。
さて、ここからが今日の本番!

実は【お仏壇のはせがわ】は6Fに美術館を持っているのです。

仏具だけに留まらず、美術工芸全般にわたって、伝統的な技術を受け継ぐものから現代作家のものまで広く収集しています。
著名な指物師、櫻井久明氏の監修による工房制作の唐木仏壇も企画制作されています。

平安時代以来の技法で復元制作した仏具の向うには、截金(きりかね)の人間国宝、江里佐代子氏の作品。奥には仏師、江里庚慧氏と硝子作家、石田亘氏との共同制作によるパートドヴェール製の阿弥陀如来像。

東京藝術大学名誉教授、世界漆文化会議議長の大西長利氏のモダンな乾漆作品。

はせがわ美術工芸 文化財修復チームの手になる、あらゆる工芸のジャンルを網羅した創作仏壇の極み!圧巻です。

仏師:江里庚慧氏と截金:江里佐代子氏の合作によるご本尊。

これは屋久杉を贅沢に使った逸品、彫りも著名な作家の手によるもの。圧倒的な存在感。値段が付いていてびっくり(ご自分でお確かめください、たまげた、笑)。

柱は黒檀、内陣は総白檀造りの端正なお仏壇。僕はこれが一番気に入っています。内陣にある宝相華唐草文の彫りが実に見事で活き活きとしています。

某旧家に伝わる明治時代に造られたお仏壇、贅を凝らした見事な作品です。

極めつけはこの【平成黄金の茶室】遠州流宗家13世お家元の監修によるものだそうです。
「綺麗さび」の極致を垣間見せてもらえます。
この【はせがわミュージアム】素晴らしい内容ですが、凄いのはこれを外に開いていることです。
上客様のための美術館かと思っていたのですが、そうではなく、係りの方に見学希望を伝えれば見せてもらえるそうです。
「アンドウから聞いてきた!」とおっしゃって結構ですから、是非ぼくのお厨子を見学がてら見せてもらってください。お仏壇を買うフリをしなくても大丈夫ですよ(笑)、「学生さんでもどなたでもお出でください!」と言ってくださっております。
【お仏壇のはせがわ】、作品の収集内容といい、美術館の開き方といい、太っ腹です。すぐれたもの、良いものを後世に残すことに本気で取り組んでおられるようです。元々の基点である福岡ショルームにもミュージアムがあり【プラチナの茶室】まであるそうです!
このたびご縁があり、【お仏壇のはせがわ】様にお厨子をお納めすることが出来ました。
まずは小田原の【ギャラリー城山】竹内様のご紹介で【大西長利】先生と【ガレリア真魚】前山様にお会いしました。
その前山さんのご紹介にて【はせがわ】の会長、社長、他の皆様にお会いすることが出来、今回のこのご縁をいただくことが出来ました。
なんども「ご縁」と言ってしまいますが、まさしくこのご縁をつないで下さった方々のおかげでこんにち仕事をさせていただいております。改めて皆様に御礼申し上げます。
お仏壇のはせがわ 銀座本店ステラブログにも書きました。